1階のキッチン＆ダイニングは、フローリング、造作家具を明るい木調に。リビングのソファ、ダイニングセットは北欧風にまとめました。
お父様の部屋となった１階の和室もフローリングにして、収納型のベッドを導入。桜を使った天井回りや障子はそのまま使い、愛着のある家の雰囲気を残しています。
お仏壇の設置場所は造作家具で。造作家具の扉を閉めると白い壁面になるよう設計しています。
リビングには、近い位置で2方面に窓があり、カーテンは天井付けです。空間に対して大きな面積を占めるので、厚手の品のあるカーテンとレースカーテンをコーディネートしました。
お嬢様の部屋。お気に入りの空間で毎日の睡眠をとることは、快適な暮らしの基本。お嬢様好みのカーテンをセレクトし、調和するベッドセッティングを提案しました。
洗濯機の使い勝手を考慮し、ドアを引戸に変えたバスルーム＆洗面所。バスルームは、保温性が高く手入れがしやすい一軒家用ユニットに。浴室壁面と洗面所床は、優しいピンクを採用しています。
食器類も分別整理、新たに白の食器、カトラリー、グラスを揃えました。使いやすいよう食器棚の中の配置も提案、シーンに合わせたテーブルセッティングもアドバイス致します。
Works詳細:
- Release Date: 2015/10/10
- Client: Kさま
- Copyright: All Rights Reserved
Works概要:
お客様の課題
築38年になり、全体的に手を入れなければならない状況。
愛着はあるが、どの部屋も物でごちゃごちゃ、整理も兼ねて一新したい。
父は和のテイストが好み、奥様との思い出を残したい。
娘は北欧もハワイアンも好き、明るい空間にしたい。
arte cite note
まずは物の分別、整理から入り、お二人の暮らしを見聞しました。
家事を担うお嬢様の1つ目のご希望は、物が出し入れしやすく、使い勝手のよいキッチン。対面がご希望でしたが、2X4住宅は間取りを変えることができないので、動線を重視してご提案。キッチンの後ろに可動式のカウンター設置し、効率よく料理できるようにしました。
分離していたリビングとダイニング＆キッチンは、白系のクロス、家具で一体感を持たせ、質感のある厚手のカーテンとレースカーテンを合わせました。リビングは床暖房に絨毯を敷き、床に座ることも多い生活習慣を変えずにすむよう配慮しています。お母様の仏壇は、リビングの一番方角の良い場所へ。細部までサイズを合わせた造作家具に収めました。
お父様の寝室は2階から1階へ。浴室・トイレにも近いリビング横の和室に移しました。2階のお父様の寝室だった和室はフローリングにして、お嬢の部屋に。フェミニンなカーテンにベッドセッティングを調和させ、落ち着きのある空間にしました。
